ああ,今日もいい一日だったと言って眠りたい

ブログに吐き出すことですっきり眠れるように書くブログです

刈り払い機のキックバックの恐ろしさ((((;゚Д゚)))))))

 これまでにもキックバックすることはあったが、身体にあたることはなかった。それが今回初めて右のすねに直撃した。一瞬の出来事で最初はわからなかったが、ジーンと痛みが出てきた。びっくりして大声を出した私に先輩が「大丈夫か?」と声をかけたのだが、最初は「大丈夫です」と答えたものの段々と痛みが出てきた。すねを見るとスネガードが切れている。それもスパッと見事に切れている。恐る恐る外してみると、長靴もパックリと切れている。脱ぐときには多少痛みがあった。ズボンも靴下も切れている。靴下に赤黒く血が滲んでいる。やっちまった。今日の現場は、車から歩いて30分ほどのところで簡単に車に戻ることはできない。もちろん救急箱なんて持ってきていない。とりあえずタオルをすねにあて仕事を続ける。思ったほど痛みはなかった。先輩は、病院に行った方がいいかなと言うが、絶対に行きたくはなかった。ナタで親指を縦に切った人を病院へ案内したとき、治療の痛みの叫びを私は聞いているからだ。「どれだけ痛いのだろう?」と、これまでに体験したことのない痛みなんだろうなということしかわからないが、私は体験したくないものだ。

 まぁ、キックバックの恐ろしさを身をもって体験したことと、この程度の怪我で済んだことはよしとしよう。しかし、スネガードの説明を読んでみると、『飛散物から守る』とは書いてあるが、キックバックの安全を保証するなどとはどこにも書いていない。チェンソーにチャップス、刈り払い機にスネガードと思っていたが、刈り払い機にもチャップスをつけないと安全保障にはならないということがわかった。しばらくは傷を思い出して気持ちが悪くなるし、刈り払い機が恐ろしくてドキドキしながら作業することになるだろうな。ああ、今日もいい一日中だったなんてとも言えないのだ。